最近気になる言葉は「ダウ平均株価」。
どうも!
ジーアングルサウンドチームのブランカです。
あっという間に10月も終わりですねー。読者の皆さんは11月にはどんなイメージをお持ちですか?
「は？つかおめぇ誰だよ」「ハロウィンの経済効果ってすごいよね〜」「選挙行った？」
などなど色々あるかと思いますが、ジーアングルサウンドチームを前回に引き続きご紹介したいと思います。
前回の記事：「ジーアングルサウンドチームのご紹介 VOL,1」
第二回となる今回ご紹介するのは、ジーアングルサウンドチーム（GST）が誇るリーマンギタリスト、「とっくん」でございます。
とっくんは2012年度入社で満26歳の、GSTでは最も細身でROCKな存在。HR＆HM系コンポーザー＆ギタリスト＆効果音制作者として各所で活躍をしております。
そんな「とっくん」が音楽の道を志した理由や、ゲームミュージックに傾倒したきっかけなどにフォーカスし、『とっくんに10の質問』と題しまして、スポットを当てていきたいと思います！
今まで一度もシラフだった事はない
やぁ、とっくん！今日の調子はどう？
愚問だな。絶不調に決まっている。……というかその帽子はなんだ？
今日もROCKにキマってるね！最近飲んでる？
毎日飲んでるよ。生まれて初めて酒を飲み始めた時から今この瞬間まで、一度もシラフだった事は無いくらいさ。
流石だね！今日は『とっくんに10の質問』と題して、キミを丸裸にしていくから覚悟しておいてくれよ！
そりゃ怖いな！お手柔らかに頼みたいところだ。何せ最近はザックのヴァルハラ・ジャヴァ・コーヒー*1が四六時中恋しくなるくらい、気温も下がってきたからな。
*1 すごくかっこいいギタリスト、ザック・ワイルド氏が作ったすごく美味しいオリジナルコーヒー。
では早速最初の質問だ。
いや、その帽子はなんなんだ？
俺の誕生＝ROCKへの目覚めだったのさ
【質問.1】
初めて買ったCDはなんだい？やっぱりツェッペリンとかガンズとかかい？
答えはノーだ。父から貰った小遣いで初めてレコードショップへ買いに走って入手したCDは「交響組曲ドラゴンクエスト ザ・ベスト2」*2だったな。今日の様な秋の寒い日だった事を覚えているよ。
*2 ドラクエI〜Ⅶから、すぎやまこういち大先生が自選された神BGMが収録されているすごいアルバム。
【質問.2】
じゃあROCKに目覚めたきっかけは？やっぱりレイジのフィンズベリー・パーク*3を見たからとかかい？
*3 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンというLAのすごいバンドが、ロンドンで開催した伝説的なフリーライブ。
あの日は『Testify』からのスタートという最高にクールなGIGだったが、こちらもノーだ。そもそも俺が生まれたのは、俺が生まれる前から常にROCKが流れている家庭だった。「きっかけ」や「出会い」というものを自覚した事がない。俺の誕生＝ROCKへの目覚めだったのさ。それは1991年4月10日の、よく晴れたサンフランシスコでの出来事*4だったそうだ。
*4 本当にサンフランシスコ生まれ。
ちょっと何言ってるのか分からないけど質問を続けるぜ！
世界を滅ぼさんとする魔王や、宇宙から飛来した巨大生物と戦っていた
【質問.3】
キミはよくゲーム関連の仕事をしているみたいだけど、初めてプレイしたゲームは？やっぱりHOTEIの「STOLEN SONG」*5とかかい？あれはギタリストならマスト・バイなTVゲームだよね！
*5 ’98年発売のPlayStaiton用ゲーム。メインキャラクターに布袋寅泰氏が起用され、画面の向こうから布袋氏がすごく励ましてくれる。
俺を普通のギタリストと一緒にしてもらっては困る。母が夜な夜なプレイしていた「ドラゴンクエスト6」か「クロノ・トリガー」を、自分もやってみたくて触った事が最初だったはずだ。他のギタリストが指先の皮を厚くするのに必死だった頃に、俺は世界を滅ぼさんとする魔王や、宇宙から飛来した巨大生物と戦っていたというワケさ。
【質問.4】
幼少の頃から原始や中世や未来を飛び回って世界を救っていたってワケかい？そいつはCoolだ！！ゲーム音楽に目覚めたきっかけはどうなの？
ゲームに初めて触れた頃から、かなりBGMや効果音を意識して聞いていた気がするな。オプションによくあるサウンドテスト画面にこもって延々と聞くのは当たり前だった。
ROCK×ゲーム音楽という組み合わせで最高にCoolだと思ったのは「GUILTY GEAR」シリーズや「真・三國無双」シリーズ、あとは「Devil May Cry」シリーズもかな。どれもブッ飛んだね。ゲームを通してROCKを感じた事があまり無かったティーンの頃の俺は、まさにしゃがみガードで固まっていた所にバンディットブリンガーを叩き込まれた*6ような気分だった。すぐさまサウンドトラックを探しに行ったよ。
*6 「GUILTY GEAR」シリーズの主人公ソル・バッドガイの必殺技。中段技なのでしゃがみガードで防げない。
彼らのトーンは聞いただけで胸が熱くなり、自然と涙がこぼれて来るんだ
【質問.5】
好きなギタリストやアーティストも教えてほしいな。ちなみにオレはヌーノ・ベッテンコート*7さ！
*7 すごいテクニシャンなギタリスト。
ヌーノも確かにDopeだが、俺はやはりSLASHやTAK MATSUMOTOだ。彼らのトーンは聞いただけで胸が熱くなり、自然と涙がこぼれて来るんだ。あと、それこそ「GUILTY GEAR」の石渡太輔氏に関して言えば、コミケの企業ブースで開催されるサイン会に並ぶほど敬愛していた。握手もしてもらいながら心臓バクバクでこう伝えたよ。「ギターでコピーしまくってます！」とね。
【質問.6】
それは心臓バクバクも無理はないね、オレもアントニオ猪木氏に初めて会ったときは、前の日に食べたピザと一緒に心臓が鼻から出そうなくらい緊張したよ。
今までで一番印象に残っている仕事は？
自分の名前が世に出る仕事はどれも印象深いよ。
その上で、特に新しい事を経験する機会が多いのは「テイルズオブリンク」だ。ご縁があって、”弾いてみた動画”にも出演させてもらっているんだぜ。
このタイトルは音楽制作者の視点から、作品を盛り上げるための意見を求められる事がとても多いんだ。本当にありがたいことだろ？そして、それらがスマートフォンを通してユーザーに届けば沢山の反応も貰える。自分でやると決めて作った、言い訳のしようがない成果物に対して、とても純度の高い意見や感想が飛び交うんだ。素晴らしい事じゃないか。自分という”個”が確かに存在している事を実感出来る瞬間だ。音と同じで、跳ね返って来るから存在を感じられるんだ。その瞬間はいつも最高さ。
【質問.6】
あぁ、そのとおりだ、やはり自分が作ったものでユーザーが喜んでくれるというのは嬉しいことだね。じゃあ、最近の仕事の中で、もっともキミのROCK SOUNDが炸裂したタイトルはなに？
「ファイトリーグ」だな。今年のハロウィンイベントのバトルBGMとして1曲、最高にヘヴィなヤツを作ったから、ぜひプレイして欲しいぜ。
もともと俺とSACHIKO*8で作ったテーマソングをアレンジした物なんだが、
自ら作ったものを自ら壊してどんどん極悪にしていく作業は痛快だった。
是非大音量で聞いてもらいたいね。
*8 前回登場した、ターンのうまいコンポーザー。
オレたちのLike a Rolling Stoneな毎日は、紋章石によって作られる
【質問.8】
今、一番欲しいものは？
そんなの決まってる。沢山の紋章石さ。
【質問.9】
あ、あぁ……なるほどね！たしかに休憩中なんかは取り憑かれたかのようにスターオーシャンをプレイしているもんな！
じゃあこれは？1000万円自由に使えるとしたら何に使う？
これも愚問だな。答えは簡単だ。1000万円分の紋章石。
……え、まじで？まじで言ってる？1000万だよ？？
まじさ。センスがニブったんじゃないかブランカ？オレたちのLike a Rolling Stoneな毎日は、紋章石によって作られていくんだぜ。
…………。
Wooooooooooooow！こりゃ傑作だ！！1000万円分の紋章石なんて言うヤツ、今まで聞いたことが無い。アンビリーバブルだぜ！！！
【質問.10】
今朝何食べた？
ぶどうゼリー。
喉越しが良いから寝起きにはピッタリの食べ物だ！今日キミが最高の一日を送れることは間違いないだろうな！！最後にリスナーにメッセージをくれないか？！
初めまして、とっくんと申します。
「僕なんかの記事を最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。
普段はソーシャルゲーム系の案件を中心に音楽や効果音を制作させて頂いております。
まだまだ勉強中の身ですが、皆様に喜んで頂ける物が沢山作れるよう日々精進して参りますので、何卒宜しくお願い致します。
あと、記事のネタとはいえ生意気ばかり申し上げてしまい、大変すみませんでした！！！
次回以降のチーム紹介もご高覧頂けましたら幸いです！」
最後までお読みいただき、ありがとうございました！！
