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楽曲のアレンジはプロに任せよう!編曲を業者に依頼する際のポイント

編曲を業者に依頼する際のポイント

作曲家やシンガー・ソングライター、バンドマンなどの中には、自分で作曲と編曲(アレンジ)を両方行ってしまうという方も多いのではないでしょうか。しかし、「手持ちの楽器や機材などの環境面で限界があり、それ以上の仕上がりを望むにはどうするか…」と考えたことがある方もいるでしょう。

そこで今回は、楽曲の編曲(アレンジ)のみをプロの業者へ依頼する場合のポイントについてご紹介します。編曲をプロに任せることで、自分の楽曲が持つイメージや世界観がさらに広がり、曲の魅力を最大限に引き出せるかもしれません。

目次

【ポイント1】メロディーとリズムが必須データ

メロディーとリズムが必須データ編曲依頼の窓口である制作スタジオのほとんどで、曲の初期データはメロディーさえ判別できればOKとしています。極端なケースでは「鼻歌でも大丈夫」という場合もあるほどです。ただし、メロディーのみを送る場合でも、メトロノームやリズムマシンなどリズムに乗せて録音しましょう。本当に適当にメロディーだけを録音すると、テンポや小節も判別できず、アレンジ作業を行えないためです。

メトロノームの実機を持っていなくても、最近ではPCのフリーソフトやスマートフォンのアプリでメトロノーム機能を使うことができます。

【ポイント2】極端な低価格にしている業者には注意が必要

楽曲のアレンジを業者やクリエイターに依頼する場合、気になるものが費用ではないでしょうか。アレンジ単体での価格相場は、メジャー向けの音源制作の場合で約10万円~とされている場合が一般的です。個人向けの制作の場合、約5万円~など安くはなりますが、極端な低価格を提示している業者はクオリティー面で満足できない可能性があるため、注意が必要かもしれません。

低価格ということは、先方の制作環境や可能な作業の量や質に一定の制限があることも想定できます。提示価格があまりに安い場合、最終的な仕上がりも価格相応になってしまうことが考えられるのです。

編曲を依頼する際には価格だけで選ばず、あらかじめ可能な作業範囲や制作環境などもよく確かめ、自分が求める品質に見合うかどうかをじっくり判断しましょう。

【ポイント3】打ち込みでも高品質にできる

打ち込みでも高品質にできる「すべて打ち込みによって音源を制作します」といわれると、無味乾燥な音質の楽曲しか期待できないと思い込む方もいるでしょう。しかし、生演奏の音源を使用するとなると、楽器ごとに演奏料金が加算される料金形態が主流のため、すべての楽器を生演奏するとなれば料金も相当高額になってしまいます。

近年ではソフト音源の品質も高くなり、さまざまな楽器の音色を生演奏のように表現することも可能です。特に弦楽器の重奏などは、すぐには音と分からないものも多くなりました。ただし、エレキギターの音は今でも電子楽器による再現が難しいとされているため、制作スタジオによってはエレキギターによる演奏のみ生演奏で収録し、通常料金に含んでいる場合もあります。

一定の実績や評判を得ている制作スタジオが、「基本的に打ち込み音源による制作です」と明記している場合は、「生演奏に近い打ち込み音源が提供できます」と解釈して問題ないでしょう。

おわりに

今回は、曲の編曲(アレンジ)を業者へ依頼する場合のポイントについて、3つご紹介しました。アレンジ次第で曲の個性がより際立ったり、意外性を感じさせてくれたりします。

編曲を依頼することで、これまで自分には無かった色を曲に付け加えることができるかもしれません。バンドや弾き語りのみで演奏してきた方や、自分で行うアレンジに煮詰まっている方など、プロによるアレンジを加えることで楽曲の世界観をより鮮明にリスナーに伝えることができるでしょう。

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