Facebookは、日本だけでなく海外にも発信できるSNSとしてマーケティング業界でも注目度が高くなっています。動画広告を利用することで、より多くの人に自社の商品やサービスを売り込むことができるためです。そこで今回は、Facebook動画広告の出稿方法や課金設定などについてご紹介します。

Facebook（フェイスブック）動画広告とは

Facebookは、日本国内のユーザー数が2200万人以上、さらに世界中でのユーザー数は10億人以上にもなるSNSです。パソコンだけでなく、モバイル端末からのアクセスも盛んであり、今やデジタルマーケティングを考える上では無視することのできないツールといえるでしょう。

Facebookに動画広告を出稿する魅力は、出稿方法が分かりやすく簡単であり、設定をすることでコストダウンや効率的な配信ができる点にあります。再生回数などのデータを取得することもできるため、動画配信による影響や効果、反応を知ることができ、今後に生かすことも可能です。

さらに、登録されている年齢や性別などによって精度の高い絞り込みができるため、セグメント配信（条件を絞り込んだ配信）を活用することで、特定のターゲット層に対して効果的な配信ができます。配信された動画はそれぞれのタイムラインに表示され、自動再生で自然に視聴してもらえるため、動画サイトや特定のホームページにアクセスしてもらう必要もありません。

Facebook（フェイスブック）動画広告の出稿方法

Facebookに動画広告を出稿するために最初にすることは、自社で配信したい条件などを設定してから動画を入稿するだけです。条件設定は、広告キャンペーン、ターゲット層、予算や配信頻度などを入力する必要があります。

Facebook（フェイスブック）動画広告の配信設定

■求める配信対象に的確にアプローチする

Facebookの動画広告では、配信の最適化設定が行われます。例えば、ユーザーの動画再生数で設定すれば、動画再生をする可能性が高いターゲット層に配信されます。

また、1人のユーザーに対して1日1回までに限った動画配信が行われるようになるデイリーユニークリーチも便利な機能です。

■状況に適した配信タイプを選ぶ

Facebookの動画広告では、標準とスピード配信の2種類から配信タイプを選択できます。

標準配信は予算を均一に利用して、一定のペースで配信する方法です。早期に予算を使い切る恐れがある場合には標準配信を選ぶと良いでしょう。

スピード配信は、できるだけ短期間のうちにより多くのユーザーに配信したい場合におすすめします。広告内容が期間限定のものや、キャンペーン期間に余裕がない場合に効果を発揮します。ただし、コストは高くなる可能性があるため注意しましょう。

Facebook（フェイスブック）動画広告の課金設定

Facebookの広告には、クリック数や表示回数に応じて課金されるシステムがあります。このシステムをうまく利用することで、広告キャンペーンを効率よく進めていくことが可能です。

■インプレッション課金

インプレッション課金は、1,000回ごとの表示で課金されるシステムです。さらに、事前に設定したアクションを取るユーザーに対して、広告表示ができる最適化インプレッションもあります。

■CPV（コストパービュー）課金

また、動画広告については動画視聴の時間によって課金されるシステムもあります。CPV（コストパービュー）課金は10秒間の視聴で課金されるシステムになっており、企業広告として認知を高めるにもコスト面でもおすすめできる配信方法です。

その他、広告のクリック数で課金されるものや、特定のアクションに対してコストが発生するなどの方法も選択できます。

おわりに

[aside type=”boader”]Facebookへの動画広告の配信は、SNSとしての広がりと情報量を生かしたマーケティング手法の1つです。セグメント設定によって、量的にも質的にもデジタルマーケティングのメリットを最大限に生かせるでしょう。[/aside]

出稿方法も簡単で、気軽に行えるマーケティング手法のため、ぜひ視野に入れてはいかがでしょうか。

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