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商品パッケージデザインをデザイン会社へ依頼する際のポイント

商品パッケージデザインをデザイン会社へ依頼する際のポイント

商品パッケージを制作するにあたって、パッケージのデザインを専門のデザイン会社へ依頼することをご検討中の方も多いと思います。せっかくプロに作業を行ってもらうのであれば、成果につながるデザインを失敗なく依頼したいと考えているでしょう。
そこでこの記事では、商品のパッケージデザインの重要性をご説明するとともに、パッケージデザインをデザイン会社へ依頼する際に押さえたいポイントをご紹介します。

目次

商品パッケージデザインの重要性

商品パッケージデザインをデザイン会社へ依頼する際のポイント

商品パッケージデザインの役割は、商品やブランド、企業の印象を的確にお客様へ伝え、商品を「使ってみたい」と思っていただけるよう、企業の正しい意図を訴求することです。
多くの店舗で多彩な商品が販売されるなか、店頭でお客様が最初に目にするのは商品のパッケージです。いわばパッケージデザインは、商品の第一印象をお客様に与えるものとも言えます。第一印象の良し悪しはパッケージデザイン次第、とも言い換えられるでしょう。
しかし、パッケージデザインが重要な理由は、商品イメージの訴求だけではありません。梱包されて中身の見えない状態で、商品がどのような物品でどのように役立つかといった情報を正しく伝える役割もあります。
また、販売する商品は一部の生鮮食品を除いて、運送上・衛生上の面から必ず包装して出荷しなければなりません。その包装には、必ず商品に関する情報を記載することが必要とされています。
商品のパッケージデザインには、お客様に商品へ関心を持ってもらうこと、企業やブランドの思いを伝えること、そして運送・陳列時の商品保護など、多くの重要な役割があるのです。

商品パッケージデザインの依頼をスムーズに行うコツ

商品パッケージのデザインを依頼する際、どのような点を意識するとスムーズに企業の意図を依頼先に伝えることができるのでしょうか。ここでは、商品パッケージデザインを依頼する際押さえたいポイントをご紹介します。

コンセプトを明確にしておく

商品のコンセプトを的確に伝えられるよう、関連する情報を簡潔にまとめておきましょう。コンセプトを伝えやすいまとめ方として「5W1H」で以下のように整理する手法が知られています。

  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 誰が(Who)
  • 何を(What)
  • どうして(Why)
  • どのように(How)

上記の整理法に則って、商品コンセプトをまとめる際の具体的な例もご紹介します。

例1.「ご家庭のキッチンで(Where)料理する20~40代の女性が(Who)、調味料の計量が不便で(Why)困ったとき(When)も、粉状・液状・練り状すべての調味料を1品で計れる(How)器具(What)」

例2.「キャンプをする30代~50代のアウトドア好き男女が(Who)、夜間の(When)テント内で(Where)読書やカードゲームをしたいとき(Why)、明かりをコンセント不要で取れる(How)照明用ランタン(What)」

例3.「電車通勤するビジネスパーソンが(Who)、ラッシュ時の(When)通勤電車内で(Where)周囲への迷惑を気にせず(Why)音楽を楽しめる(How)骨伝導イヤホン(What)」

商品のイメージを文章や図に起こしておく

商品パッケージデザインをデザイン会社へ依頼する際のポイント

すべて文言でイメージを伝えるより、ある程度企業側が持つデザインの印象をおおまかな図で表現したものを用意しておくと、依頼先に視覚的なイメージを伝えやすくなります。
その際、デザイン上重要となるテーマカラーや簡単なコピー(宣伝文句)などを用意しておくことも有効です。商品を象徴するパッケージのデザインイメージを、ある程度具体的に伝えられる工夫をすると良いでしょう。

商品パッケージデザインを依頼するデザイン会社の選び方

デザイン会社によって、得意なパッケージデザインの傾向やテイストが異なります。どのようなテイストのデザインを求めているかによって、選定すべき依頼先も変わってくるでしょう。
ここでは、パッケージデザインの外注依頼先を選定する際のポイントについてご紹介します。

依頼候補となる各デザイン会社をWebサイトなどで調べる

事前に複数のデザイン会社を依頼先候補として挙げておき、各社が得意としているデザイン分野やテイストについてチェックしましょう。パッケージデザインの実績が豊富なことはもちろんですが、デザインテイストの傾向を確かめることも重要です。具体的にはかわいい系のデザインが得意なのか、保守的で堅いデザインが売りなのか、前衛的なデザインが多いのかなどで、各社の活躍シーンが想定できます。
ただし、制作実績をWebサイトで公開していない会社もあり、会社によっては実績提示を依頼することが困難なケースもあることを留意しておきましょう。

担当者のコミュニケーションの取りやすさも考慮する

デザインを外注する際は、事前のヒアリングから依頼・発注、成果物の受領後までさまざまな連絡を取り合う機会があります。問い合わせへの返答が速く的確で意思疎通がしやすいデザイン会社を選ぶと、イメージ通りの成果物を適切なスケジュールで受け取れる可能性が高くなるでしょう。
デザインスキルが高く、申し分のないクオリティや実績を期待できるデザイン会社であっても、コミュニケーションがうまくいかなければ良いものを生み出せるとは限りません。依頼先と意思疎通の面で齟齬が生じやすかったり、連絡がつきにくかったりする状況では、求める品質のデザインを想定スケジュール内に納品してもらえない可能性もあります。

長く付き合えるデザイン会社かどうかも重要

パッケージデザインの依頼先選定には、既存デザインの見直しや新規デザインの依頼など継続発注しやすい相手先かどうかも重要です。1つの依頼先に多くの作業を行ってもらうことで、パッケージやその他のデザインに一貫性が生まれます。テイストが統一されることで、企業や商品のブランディング成功にもつなげられるでしょう。将来性を考えても、継続発注できる依頼先を選定することがおすすめです。
また、1つの依頼先と長期的なお付き合いが生まれることで、コミュニケーションの質が向上し成果物のクオリティアップにもつながります。各種料金体系も把握しやすくなりますので、デザインにかける予算の算出も容易になるでしょう。

パッケージ以外の制作が充実しているかどうかも確認する

外注先へ依頼する作業は単発でパッケージデザインのみ、というケースはそれほど多くないでしょう。パッケージを依頼した後または並行して、さらに他の宣材や広告クリエイティブを同一のテイストで依頼したい場合も多くあるかと思います。
パッケージ以外のデザインや広告の外注を考えているのであれば、それらの制作も同様に依頼できるデザイン会社の選定がおすすめです。

ジーアングルでも、商品パッケージにとどまらず広告クリエイティブなどの各種デザインを承っておりますので、ぜひご相談ください。

おわりに

この記事では、パッケージデザインの重要性や役割、パッケージデザインを外注依頼する際に意識したいポイントをご紹介しました。
パッケージに限らず、デザインを外注依頼する際は「事前に伝わりやすいコンセプトをまとめてから依頼する」「デザインテイストや意思疎通のしやすさなどを考慮して依頼先を選ぶ」「依頼先選定時はパッケージデザイン以外のデザイン依頼も想定する」などの点を意識すると良いでしょう。
ジーアングルでは、パッケージデザインのみならず広告クリエイティブ用のグラフィックやロゴなど、多種多様な制作をお引き受けできます。商品の販売促進や新規展開に高品質なデザインを活かしたいとお考えであれば、ぜひジーアングルまでお気軽にお問い合わせください。

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