ゲームアプリと、動画広告には高い親和性があります。公開前にプロモーション動画を活用すれば、大きなダウンロード数を稼ぐことにつながるでしょう。そこで今回は、リリース前のゲームアプリにおける、動画広告活用のポイントについてご紹介します。
ゲームアプリの成功はプロモーションが鍵を握る
自社で制作したアプリをヒットさせたい、と思ったときに大切なものがプロモーションです。特にグラフィックやアニメーション、操作感が魅力的となるゲームアプリでは、動画を利用してプロモーションを行うと効果的とされています。
制作すべき動画にはいくつかの種類があります。ダウンロードの促進用動画や使い方・機能説明ムービー、LP・アプリダウンロードへの動線を目的にした広告映像などです。いずれも別々の目的を持っています。その中でも、リリース前に特に注力したいものが「ティザー動画」ではないでしょうか。HP・LPでの利用はもちろん、SNS動画広告にも利用が可能です。魅力的なプロモーション動画を制作し、適切な媒体へ出稿できれば、ダウンロード数増加に大きく貢献します。
リリース前に利用したいティザー動画
映画館で映画が始まる前に流れる予告編動画や、テレビ番組の放送直前に放映される番宣のことをティザー動画(広告)といいます。「ティザー(teaser)」とは日本語で「焦らす人」の意味。つまり、コンテンツの一部分のみを公開することで消費者の「知りたい!」「体験したい!」という欲求を刺激することが大きな目的です。
ゲームアプリに置き換えたとしても、この手法は大きな効果が見込めるでしょう。バイラルを起こすHP・LPへ誘導すれば、アプリの注目度をリリース前に大きく急上昇できます。
バイラルを狙い初動を加速
動画広告では、アプリに使われている音楽やアニメーションを用い、いかにそのゲームアプリが面白そうか、魅力的なのかを訴求します。この際、動画ならではのエフェクトなどを交えると、より高い効果が得られるでしょう。一般的に、動画の尺は15~30秒が適切といわれていますが、掲載場所に合わせて何種類か用意することもおすすめです。
広告媒体として親和性が高いものは、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSです。この動画広告枠を上手に活用すると、SNS上でバイラルが起こり、リリース前の時点で注目度を高められます。その結果、アプリ公開時にダウンロード数を一気に確保できる可能性があるのです。
ティザーサイトへの誘導
ゲームアプリのリリース前に、ティザーサイトを用意する手法も定番になります。ティザーサイトは、ゲームアプリがリリースされるタイミングが知りたい、という方のメールアドレスを収集することが大きな目的です。ティザー動画は、このようなサイトへの誘導にも利用が可能。ユーザー情報の獲得は、今後のマーケティングにも活用できるため、一石二鳥ではないでしょうか。
ゲームアプリ公開後に制作しておきたい動画
ゲームアプリを公開した後は、ゲームの魅力がより伝わる動画を制作することも1つの手段です。例えば、チュートリアル・マニュアル動画を制作し配信すれば、それを見た視聴者にプレイを疑似体験してもらえます。これをティザー動画と合わせて制作をしておくことにより、リリース後のユーザー獲得に役立つでしょう。その他、ゲームアプリの世界観を表現したコンセプトムービーもおすすめです。
おわりに
動画広告の効果はアプリのダウンロードに直結するため、ダウンロード数の測定がしやすい部分も大きなメリットではないでしょうか。また、制作したティザー動画がどのくらいの方に見られ、ダウンロードに貢献できたのかなどを把握すれば、その後の動画広告の指針にもなり得ます。初動はもちろん今後の運営も含め、ぜひご活用ください。
もちろん、リリース後もDL数を伸ばすためにアプリの魅力を伝え続けることは大切です。活用例と効果についてはこちらで紹介しています。
■ アプリ紹介動画を作成してDL数アップ!動画制作後の活用例と効果