スマートフォンの普及とともに、ソーシャルゲーム市場の規模が一気に拡大しています。そのため、今後はVR・ARなど新技術の導入がさらに進むと同時に、市場競争もいっそう激化するでしょう。
VR(バーチャルリアリティー・仮想現実)やAR(オーグメンティッドリアリティー・拡張現実)を活用し、ゲームの世界観を広くすることも大切です。しかし、ユーザーの心をさらに深くつかむには、登場するキャラクターやツールも魅力的にしなければなりません。
そこで今回は、ソーシャルメディア開発において、キャラクターやツールなどの3DCGモデル制作を外注依頼するメリットについてご紹介します。
【メリット1】見栄えや再現性を優先できる
これまで2D(平面)の世界観で展開されていた既存のゲームを、3D(立体映像)化でリニューアルする機会も増えるでしょう。その際に、ソフトの力に頼れば社内で3DCG制作に関する知識が乏しくても、ある程度の3DCGのモデリングは可能と考えられます。しかし、3D化したときのキャラクターの見栄えや、制作側が強調したい部分をいかに印象強く見せるか、などの感覚的なところは制作者自身のセンスや技量に頼らざるを得ません。
ただ現在は、3Dイラスト制作を熟知したクリエイターが不在の制作会社であっても、専門的なノウハウを身につけた制作者や制作会社に対して、3DCGモデリングを依頼することが可能です。外注依頼という選択肢をチョイスすることで、ユーザーにインパクトを与えられるキャラクターやツールの3Dモデル制作を、高コストパフォーマンスで実現できるでしょう。
【メリット2】短期間でも高品質な3DCGの制作が可能
社内で3DCGを制作する場合、3DCGに関する専門知識を持っていて、なおかつ業務時間のすべてを作業に当てられるクリエイターがいれば、スムーズに制作を進められます。しかし、多くの制作会社においては、そこまでの条件が整っていないケースが大半ではないでしょうか。
そのため、制作期間にあまり余裕がないとあらかじめ分かっているのであれば、外注依頼を行い3DCG専門のクリエイターやプロダクションへお任せすることをおすすめします。外注依頼することで準備や制作の時間を短縮しながら、品質の高い3DCGモデリングの実現が可能です。
【メリット3】デフォルメからリアルな3DCGにも対応
実在した人物をゲームのキャラクターとして登場させることで、ヒットを呼んだソーシャルゲームも数多くあります。ただ、3DCGモデリングの中でも人物の3DCG化は、高度な技術を要するのです。
人物の持つイメージや特徴を損なうことなく、2~3頭身のかわいいキャラクターへのデフォルメや、本人そっくりに3DCG制作したりなど、これらは難易度の高い作業でしょう。
また、人物の再現性が高ければ高いほど、あたかも現実に存在するかのようなリアルな武器や乗り物を、3DCGで表現することも必要になるかもしれません。
このような難問を社内制作でクリアすることは、現状ではかなり困難でしょう。そのため、人物などの画像・映像を基に3DCG制作することにたけた、クリエイターやプロダクションに外注で制作を依頼します。こちらの期待値に近い再現性での、3DCGモデリングが可能となるでしょう。
おわりに
今回は、ソーシャルゲーム開発において、3DCGモデリングを外注依頼するメリットについてご紹介しました。
今後は、より多彩な案件や用途で3DCGモデルの需要が高まる見込みです。もちろん社内でエキスパートな人材を育てることは大切ですが、人材育成には一定の期間を要します。そのため、高い専門知識や技術を持ったクリエイターへの外注依頼をうまく利用し、高品質な3DCGを実現すると良いでしょう。
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